縁を感じて
2008年 03月 21日
友人のお家で、「この本いいよ。これあきちゃんに、あうと思うよ。」と言われた東城百合子さんの「自然療法」という本。
手に入れたいなぁと思っていたら、偶然ありました。
ある日、我が家の玄関に。
見ると、使いこんだ様子。
旦那が所有していて、事務所に移動させるところだったのです。
「これ見せて~」というわけで、私の書棚に入りました。
一度お会いした方と、何かのときに再会すると「縁」を感じるもの。
この本も、そんな感じです。
内容は、著者が、結核の苦しみから、自然な食生活をすることで回復した経験を活かし、40年の歳月をかけて蓄えた自然療法のノウハウが余すところなく記されています。
食養生と、自然なものを使った手当法、簡単な体操など。
特に、食に関しては、今の私の関心事のひとつなので、とても興味深く読みました。
ごくあたりまえの自然の食生活が、現代の生活においてはゆがめられているのかもしれません。
スーパーやコンビニで手軽に手に入る加工食品の多くは、保存性を高める、味を本物に近づけるなどのために添加物が加えられ、派手なパッケージに、派手な広告で購買意欲を高めています。
食品企画の現場にいたからこそ、今になって違和感を感じることが多くあるのです。
決めた!
今日から、「昭和の母」になるぞ。
できる限り、手間をおしまず、手作りを。
体調不良には、薬ばかりに頼らず、食養生を。
さっそく下痢の娘に、葛湯をつくってみました。
少量の本葛を、水で溶かしてとろ火で練り上げます。
黒砂糖で味をつけてできあがり。
食べないだろうなぁと思っていたら意外や意外!
トロンとした食感がおもしろいのかバクバク食べてくれました。
あとは、花粉症の夫にいいものは・・・?
頭をつかって料理するのって、楽しいかもしれません。
by slow-beauty
| 2008-03-21 22:11
| 湘南スローライフ